Pinnacleでは、カウンターストライク2 (CS2)のさまざまなインプレイベッティングマーケットを提供しています。このライブベッティング戦略ガイドを読んで、Pinnacleが提供するマーケットに慣れ親しみ、ベットする前に注目すべき点を確認しておきましょう。
ほとんどのCS2の試合はTwitchでライブ配信され、試合中にキャスターやアナリストの専門的な見解を聞くことができます。こうした情報は今後のベットに欠かせないものかもしれません。ベットする際にアクションをしっかり把握しておきたい方のために、PinnacleのEスポーツハブでもライブストリーミングを提供しています。
CS2のさまざまな種類のライブベッティングマーケット
以下で、Pinnacleが提供しているさまざまなCS2ライブベッティングマーケットの概要をご紹介します。
試合ベッティング
Pinnacleでは、試合全体の結果がベッティングの対象になる試合ベッティングに関して、次のマーケットを提供しています。
マネーライン
マネーラインマーケットでベットする場合は、特定の試合の勝者がベッティングの対象になります。
トータル - マッチ
このマーケットでは、試合中にプレイされるマップの合計数がベッティングの対象になります。これはオーバー/アンダーベットです。例えば、オーバー2.5マップにベットした場合、その試合で3マップ以上プレイされると勝ちとなります。このオプションは、ベストオブスリー(Bo3)とベストオブファイブ(Bo5)の試合でのみ利用できます。
最終スコア
このマーケットでは、試合の正確な勝敗数がベッティングの対象になります。Bo3の場合は4通りの結果(2-0、2-1、1-2、0-2)、Bo5の場合は6通りの結果(5-0、4-1、3-2、2-3、1-4、0-5)があります。
マップベッティング
マップベッティングでは、試合内の特定のマップの結果にフォーカスしたマーケットが複数あります。特定のマップでどのチームが勝つか(マネーラインベット)にベットするマーケットがメインですが、他にも利用できるマーケットがあります。
チームトータル - 前半
このマーケットでは、サイドを交替する前にマップの前半にチームが何ラウンド勝つかがベッティングの対象になります。これもオーバー/アンダーベットです。例えば、オーバー4.5ラウンドにベットした場合、チームが前半に5ラウンド以上勝つことにベットしたことになります。
トータルラウンド - 奇数または偶数
このマーケットでは、マップでプレイされるラウンド数が奇数か偶数かがベッティングの対象になります。
トータル - マップ
このマーケットでは、特定のマップでプレイされるラウンドの合計数がベッティングの対象になります。これはオーバー/アンダーベットです。例えば、オーバー19.5ラウンドにベットした場合、チームが対象マップで20ラウンド以上プレイすると勝ちとなります。
マップ - チームAが勝ち、Xラウンド以上プレイするか?
このマーケットでは、特定のマップの勝者とプレイされるラウンドの合計数の両方がベッティングの対象になります。チーム名とプレイされるラウンド数が提示されるので、リストアップされた特定の結果が起こるか起こらないかを予想して「はい」または「いいえ」にベットします。このマーケットで勝つには、どちらも的中させる必要があります。
マップ - ウィニングマージン
ここでは、特定のチームのウィニングマージンがどれくらい大きくなるかがベッティングの対象になります。例えば、マーケット「5点差でチームA」にベットした場合、そのチームが5ラウンド以上の差で勝利(スコアの例:13-8)することにベットしたことになります。
ラウンドベッティング
ラウンドベッティングでは、各ラウンドの勝者がベッティングの対象になります。これはリスクが非常に高いので、ラウンドにベットする前に試合展開を注意深く観察しておくことをお勧めします。
- 記事:CS2の予想
インプレイベッティングの際に注目すべきこと
これでPinnacleが提供するインプレイマーケットのことがわかってきたと思います。今度は、独自のライブベッティング戦略を考えるための手順を見ていきましょう。
インプレイベットを行う前に、必ず試合展開を注意深く見ておく。
カウンターストライク2でインプレイベットを行う際、試合が現在どのように展開しているかを確認しておくことが重要になります。オッズにただ従うのではなく、チームと各チーム内のプレイヤーがこれまでの試合でどのようなパフォーマンスを見せていたか、現在の試合でどのようなパフォーマンスを見せているかに注目しましょう。また、現在のゲーム内経済にも注意してください。集めた情報と現在のオッズを考慮して、試合中や特定のマップでのインプレイ戦略を決めます。
マップ拒否
試合前のベッティングに比べてCS2のライブベッティングで有利な点は、プレイされるマップがわかっていることです。この重要な情報がわかれば、そのマップでのチームの過去のパフォーマンスを確認できます。マップマーケットでベットする際、これは非常に役立ちます。
例えば、InfernoではチームAが勝率40%で、チームBが勝率60%であることがわかれば、チームBがその試合でアンダードッグであっても、特定のマップでチームBが勝つ場合のオッズに目を向ける価値はあるでしょう。
もちろん、考慮に入れるべき情報はこれだけではありませんが、次に何に注目するか決めるための土台となるはずです。
Tサイド対CTサイド
あるチームの特定のマップでのパフォーマンスが、Tサイドでは良くなくても、CTサイドでは非常に高い場合があります。Tサイドで開始して早いうちにラウンドで負けたチームが、必ずしもマップで負けるとは限りません。マップの後半で立て直すことができるからです。
また、マップの中にはやたら偏っていてCTサイドに有利なものがあるので、特定のマップにおけるチームの勝率をサイドごとに把握しておくことが大切です。
チームの経済
もう1つ注目すべき重要な点は各チームの経済です。これは特にラウンドベッティングに当てはまります。ゲーム内経済はCS2内で重要な役割を果たします。チームが使える資金が多いほど、より優れた武器や多くのユーティリティを購入することができるからです。
現時点で誰が優位に立っているかを確認する際は、必ずチームの経済を分析する。
最初のピストルラウンドに勝利したチームは、第2ラウンド前にインベントリをアップグレードする可能性が高まるため、第2ラウンドを制してそのマップで2-0になる確率が高くなります。
連敗したチームは、インベントリをほとんど購入しない、いわゆる「エコラウンド」を行って1ラウンドの間、資金を節約することがあります。数キル獲得して、多めの予算で次のラウンドに臨もうと考えて、そのようにするのです。こうした「エコラウンド」に勝利するチャンスは常にありますが、そう甘くはないことはデータからも明らかです。多くの場合、そのラウンドを落とします。
CTサイドの経済に関するもう1つの要素が「節約」です。CTサイドをプレイするチームが、ボムサイトを再び取り戻して爆弾を解除できる可能性が低いことに気づいた場合、持っているインベントリを節約して、そのラウンドでの勝利をTサイドに譲ることを選択するかもしれません。このように、強力な武器を取っておくことで次のラウンドで勝てる確率が高くなります。
チームのパフォーマンス
試合前は本命視されていたチームが、さまざまな要素によって苦戦することがあります。プレイしているマップが得意なマップでないかもしれないし、彼らの戦略に対して相手が優れた対策を練っているかもしれません。また、特定のプレイヤーが精彩を欠いている可能性もあります。このため、プレイされている試合の感触をつかんでおくことが常に大切です。場合によっては、現在のマップをスキップして、次のマップに向けてベットを備えることも重要でしょう。
チームのCS2のプレイスタイルも考慮に入れる価値があります。例えば、Furiaのようなチームは非常に攻撃的なプレイスタイルで、ラウンドの序盤から激しく攻めてマップでの主導権をすぐに握ろうとします。一方でVitrus.Proのようなチームは、Tサイドではラウンドの後半に仕掛けてきて、CTサイドのときは整然として注意深く行動することで知られています。この点を心にとめながら、時間に気を配るとよいでしょう。
自分が納得できるベットだけを行い、本命とみなされているオッズにとらわれないようにしてください。自分の知識を試す準備ができたら、Pinnacleの素晴らしいCS2ライブオッズを見てみましょう。CS2のライブベッティングに慣れていない方は、BLASTやESLなどの大きなトーナメントから始めることをお勧めします。通常、大手のチームが参加しているので、ベット前の情報収集がしやすいと思います。