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1 17, 2023
1 17, 2023

LPLスプリングスプリットプレビュー

LPLに参戦するのはどのチームか?

LPLのビッグスリーは誰か?

LPLでの脅威となるのはどのチームか?

LPLスプリングスプリットプレビュー

リーグ・オブ・レジェンド・プロリーグ(LPL)についてよく知らなければ、今年はLPLにどっぷりつかるのに最適な年です。リーグのキャッチフレーズは、「クレイジーなのが我々のゲーム」です。韓国プロリーグであるリーグ・オブ・レジェンドChampions Korea (LCK)や、リーグ・オブ・レジェンド・チャンピオンシップ・シリーズ(LCS)に見られる安全なスケーリングやレーンの長時間滞在はこのゲームの目的ではありません。 メタが何であれ、ゲーム序盤のジャングラーやブラインドでロックされたアサシン、あなたのブロンズの地位に匹敵するレベル1の試合が期待できます。

近年勝ち慣れてきた血気盛んなチームがいる地域は、ワールドチャンピオンシップ(Worlds)でLCKに敗れており、1年で最初の国際大会であるMid-Season Invitationalでの王座奪還に燃えているでしょう。

Park “Ruler” Jae-hyukがデビューを飾るのを楽しみにしている方から、初めてLPLリフトに公式に名前が載る伝説的な組織Ninjas in Pyjamasのファン、単にKang “TheShy” Seung-lokがもう1年トップレーナーとしてすばらしいプレイをするのを見たいだけの方まで、LPLはすべての人に何かしらの楽しみをもたらします。

スーパーチームとプレイオフの夢

JD Gaming (JDG)が集めている登録メンバーに関する噂がオフシーズンに聞こえてきて以来、このある種の「スーパーチーム」がLPLの支配者として、群を抜くだろうと考えられています。

Bai “369” Jia-Haoは、LPLを始めて以来、一度もプレイオフを逃したことがないことで知られており、T1から参加するLCKの Choi “Zeus” Woo-jeの最も強力な競争相手になると見込まれています。彼と、殺戮に飢えたプレイスタイルで知られる前回のジャングラー、Seo “Kanavi” Jin-hyeokとの相乗効果で、昨年のJDGのトップサイドは誰にも止められない勢いでした。

トップサイドが誰にも止められない勢いであれば、新たなミッドレーナー、Zhuo “Knight” Dingは不動の物体といえるでしょう。前年のサイラスとしての信じられないようなベースディフェンスにより、チャンピオンとしてのパフォーマンスが欧米で知られることとなりました。スプリットでの単独キル数の記録を更新し(2021年LPLサマースプリットの間に35)、彼は世界最高のミッドレーナーの1人として認識されています。

さらに2017年のWorlds MVPをサポートしたノーチラスのスペシャリスト、Lou “Missing” Yun-Fengと、昨年のセミファイナリストであるGen.GにいたPark “Ruler” Jae-hyukも加わっています。理屈の上では、このチームが比類なき脅威をもたらし2023年を支配することになりそうです。

このチームと戦えるチームがいるとすれば、それはTop Esports (TES)でしょう。Top Esports"Knight"を失いましたが、IG所属時の2018年にWorldsで優勝した、史上最高のレーナーの1人として知られるSong “Rookie” Eui-jinを獲得しました。ミッドレーナーであり、LPL MVPを4回受賞している彼は、2019年のWorlds MVPジャングラーであるGao “Tian” Tian-Liangとパートナーを組みました。

“Tian"の攻撃が“Rookie”の見事なレーニングでうまく運ばれ、サイドレーンに自由に移動して相手のジャングラーを侵略できます。Worlds優勝時のもう1人のIG登録メンバーだったYu “JackeyLove” Wen-Boは今年もTop Esportsに残っているため、“Rookie”との再会を果たしました。

このチームの未開の才能とネームパワーにより、リーグ第2位になるとレーティングされています。Young Miracles (Yuan “Cryin” Cheng-Wei“Tian”“Knight”などの将来が期待される選手を発掘することで有名なアカデミーチーム)にスカウトされた将来有望な若いプレイヤー、Yu “Qingtian” Zi-Hanにも特に注目です。

“Rookie”がどのチームにももたらしてくれる一貫性のレベルはおおむね十分だと考えられますが、ほかのプレイヤーも存在感がありますし、100 ThievesのYiliang “Doublelift” Pengが今年もホームに残るのであれば、TESは国際舞台で大きな脅威となるでしょう。

トップツーの次には、LPLのプレイオフでおそらくトップの座に挑むのに十分な力があると考えられるチームが3つあります。

そのうちの1つは、Li “Xiaohu” Yuan-HaoHung “Karsa” Hao-Hsuanが再度加わったWeibo gamingです。2人ともRNGでプレイした元MSIチャンピオンです。トップレーンのレジェンド、Kang “TheShy” Seung-lok と、サイドレーニングの卓越した腕前の持ち主である“Xiaohu”がいるため、このチームに匹敵するのは難しいでしょう。

もう1つのチームはRNGですが、“Xiahou”を失った今、再び強豪と戦えるようになるかは不安が残ります。Shi “Ming” Sen-Mingとの契約交渉が成立し、Lin “Tangyuan” Yu-Hongがステップアップできれば、まずまずのパフォーマンスを期待できるでしょう。

3チームのうちの最後は2022年のDemacia Cupの優勝者であるBLGです。BLGは、Chen “Bin” Ze-BinPeng “Xun” Li-Xun (“TheShy”とのプレイに慣れているジャングラー)を含むトップのストロングサイドチームです。トップサイドにフォーカスして、Zeng “Yagao” Qiに彼が得意とするメイジのピックをファシリテートさせることが成功の方程式となります。

群を抜く

LPLには17チームも参加するため、埋もれて目立たなくなることもあります。昨年のサマースプリットで共に14勝2敗の成績を上げたTESJDGのことは皆が覚えているでしょうし、同様に、同じスプリットで0勝16敗を喫したTeam WEのことも忘れられません。JDGTESが上位につけ、Ultra PrimeRare AtomLGDが下位にくることが予想できますが、どのチームが10チームによるプレイオフブラケットに駒を進めるでしょうか?

CS:GOのLANで、87のマップで無敗というプロとして最長の連勝記録を持つ伝説的な組織であるNinjas in PyjamasVictory FiveのLPLスポットを買収しました。Ninjas in Pyjamasは2021年8月にVictory Fiveと合併しましたが、ブランディングを統一させたのは今年からです。

チームにとって、“Rookie”“Karsa”Guo “ppgod” Pengを失うのは大きな痛手でしたが、サマースプリットの初めに“Rookie”の代役を務めたTan “Dream” Wen-Xiangは、リーグの最強選手の何人かと肩を並べる実力があることを証明しました。彼がチームをプレイオフに導くために必要な要素を兼ね備えていると確信しています。

さらに、Team VitalityZhou “Bo” Yang-Bo (LPLで10勝0敗のプロフェッショナル記録保持者である元FPXのプレイヤー)などのプレイヤーが、Li “Invincible” Xiao-Bingの存在に注目しています。彼がその期待に応えることができるか、その場合、登録メンバーにどのような影響が出るのか見ものです。

IGのトップレーナー、Tang “Zika” Hua-Yuを獲得するためにそれなりの金額を費やしたLNGは、マップのトップサイドの強さに自信があるようです。Lee “Scout” Ye-chan (EDGの2021年Worldsチャンピオン)が、歴代の韓国出身ジャングラーとしては最強の1人とされる Lee “Tarzan” Seung-yongとペアを組みます。このチームが良い相乗効果を生み出すことができれば、プレイオフに進出し、かき乱すこともあるでしょう。比較的知られていないLi “LP” Feiが勢いよく飛び出してくる場合は特にその傾向が強まります。

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筆者について

Jacob Crick

A Computer Scientist who’s been following CSGO since 2015 and League since 2019. Jacob has a passion for the continued growth of the Esports scene, looking for ways to facilitate connections between fans and players.

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